ハーブの解説 ジャーマンカモミール

ジャーマンカモミール Chamomile 解説

【和名】カミツレ
【学名】Matricaria recutita
【分類】キク科の一年草
【原生地】ヨーロッパ・西アジア

高さ15〜50cmくらいになります。水はけがよく日当たりのいい場所を好みます。
お茶として使えるのは、このジャーマンカモミールとローマンカモミールのダブルフラワーです。普通のローマンはお茶には向きませんが、いい香りのするグラウンドカバーとして使えます。

【収穫】
開花して写真のような状態になったら摘み時です。昼をすぎると芳香成分である油分が飛んでしまうので、朝方に摘みましょう。
【お茶】
お茶にする時は、茎は使わず、花の部分を使います。

夏は、取ったばかりの花をフレッシュなお茶にするおすすめです。
軽くひとつかみのカモミールに、レモンバーム(メリッサ)の葉っぱを数枚入れて、熱湯を注ぎます。
2分くらいでいいと思いますが、花の状態で味は変わるので量や時間は、お好みで調整するのが一番です。
このお茶は、爽やかさ満点で夏にピッタリです。
白い花びらに明るい黄色と透き通る緑が、お湯の中でくるくる回るのはとても美しいです。

花のない時期のためには、ドライのお茶を作りこんでおきましょう。
日光に当てて乾燥させると、薬効成分であり芳香成分である一番の旨味が飛んでしまうので、陰干しが大事です。
でも、カビには注意です。



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2013・村上朋子・ハーブ講座
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